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2.3年で辞めて転職できる?と焦る第二新卒薬剤師に伝えたい3つの視点

第二新卒薬剤師のための転職の黄金律 薬剤師が転職を考えるとき
この記事は約6分で読めます。

この記事をみていらっしゃるあなたは、こんなお気持ちなのではないでしょうか?

りん
りん

もうぅ~限界!
辞めてやる。

でも、こんな不安もあるのではないでしょうか?

りん
りん

薬剤師になってから2・3年なんだけど、転職できるかな?
ちゃんとしたところ見つかるかな?

 

でも、大丈夫です。

薬剤師転職市場では、第二新卒は売り手の立場なのです。

実際、私は第二新卒転職を2回経験していますが、苦戦した記憶がありません。

この記事を最後まで読むと、第二新卒の転職事情が理解できます!

あなたの背中を、そっと押して差し上げます!

では、始めましょうか。

第二新卒とは?

第二新卒とは「新卒で入社してから3年以内に転職する人」のことをいいます。

昭和時代においては、ひとつの会社に就職したら定年まで働き続ける終身雇用制が幅を利かせていましたが、平成・令和においては、転職を前提にキャリアを組み立てるのが当たり前になっています。

薬剤師も、とりあえず?大学病院前の薬局で2・3年修行してから、年収アップやキャリアアップを組み立てるスタイルの方が定着しつつあります。

第二新卒薬剤師が転職する3つの理由

転職を決意する第二新卒薬剤師

新卒薬剤師の場合、
就職活動は国家試験と並行して行う。
もしくは、国家試験の合格発表後にすみやかに行う。

という2パターンが考えられますが、前者の場合は国家試験のことで頭がいっぱいになり、薬局の研究がおろそかになりがちです。

後者の場合は、国家試験合格発表後から焦って就職活動を始めたため、しっかりとした薬局見学と比較をする時間が少なく、焦って就職先を決めてしまいがちです。

いずれにせよ、ミスマッチが原因で転職を決意するパターンに陥りやすいのです。

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①人間関係の悪化で転職を決意する

第二新卒の薬剤師は人間関係に敏感です。

第二新卒薬剤師に限らず、人間関係の悩みは全世代の薬剤師共通の悩みですが、若い20代薬剤師は人間関係の悩みが多いです。

薬局は比較的狭い人間関係、かつ密なコミュニケーションの毎日ですので、一度人間関係がこじれてしまうと、自らの力でリカバリーが難しいです

第二新卒の薬局内での立ち位置は下位であるため、気を使う相手が多く、理不尽な扱いを受けることも少なくないのではないでしょうか?

②イメージしていた薬局と違い転職を決意する

第二新卒の薬剤師は、学びたいこと、やりたいことがハッキリしている場合が多いです。

りん
りん

やっぱり内科ね。精神科は嫌よ。

りん
りん

できる先輩薬剤師に付いて、基礎からしっかり勉強したいわ。

りん
りん

患者さんに頼られる薬剤師になりたいわ。

ところが、現実はこうかもしれませんね。

りん
りん

よりによって、精神科の門前に配属されちゃった!

りん
りん

何この先輩!感じ悪いし、聞ける雰囲気じゃないじゃない!

りん
りん

遅い!早くしてって何よ!怒られてばっかりじゃない!

③疲弊して転職を決意する

薬局での第二新卒薬剤師の仕事は、想像以上に忙しく、自分の時間がとれない日々が続くことがあります。

  • 好きな時に休みが取れない。
  • たまの休みも、研修や勉強会がギッシリ。
  • 連休なんて夢。
    当然、旅行なんていけません。

 

あぁぁ~!一体なんのために働いているの~!ってなっちゃいますよね?

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第二新卒薬剤師が転職に有利である理由

転職に燃える第二新卒薬剤師

第二新卒が転職に有利である理由を3つご紹介します。

①全ての新卒が国家試験に合格するわけではないから

中小薬局に多い話ですが、国家試験に受かるかどうかがわからない人間を待つほど、人材に余裕がありません。

ご存知の通り、薬学部が6年制に移行してから、入学はやさしくなりました。
しかしながら、卒業できない・国家試験に合格できない生徒が増加しています。

4年制薬学部薬剤師国家試験合格率:約80%
第106回(2021年)薬剤師国家試験合格率:68.66%

 

はると
はると

私の薬局も6人採用予定だったけど、合格したのは3人だったね。

 

新卒の採用予定者が国家試験不合格になれば、急いでその穴埋めをしなくてはなりません。社会経験があり、若い第二新卒の採用に必死になるのです。

②まだ、企業文化に染まっていないから

オッサン薬剤師・オバサン薬剤師の脳は、ダイヤモンドより硬いです。
その反面、お兄さん薬剤師・お姉さん薬剤師の脳は、ナトリウムより柔らかいです。

採用担当者
薬剤師

前の職場では…
〇△■〇△■

こういうこと言うのは、たいていオッサン・オバサン薬剤師です。

第二新卒薬剤師は、まだ前の薬局のやり方に染まり切っていないため、新しい薬局にもなじみやすいです。

どんなに経験豊富な薬剤師でも、固定概念が強すぎると扱いづらいです。

第二新卒は固定観念が弱いため、薬局長候補としてじっくり育てていくことができるのです

③まだ、向上心があるから

若さは資産です。
将来性に投資する価値や長期的な活躍を十分に見込めます。

オッサン薬剤師・オバサン薬剤師の話を聞いて幻滅した経験はありませんか?

そう、歳をとると向上心は少なくなり、愚痴・いらん話が増えていきます。

 

ここまでは、第二新卒薬剤師のいいところをクローズアップしてきました。

次は、第二新卒薬剤師を採用する立場の不安を解説いたします。

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薬局側が抱く、第二新卒薬剤師採用の不安

面接する男女の薬剤師

 

採用担当者
採用担当者

すぐに辞めてしまわないか

薬局側が抱く、第二新卒採用の不安はこれにつきます。

 

ご存知のとおり、薬剤師を採用するためには、100万円以上のコストがかかります。時間と労力も尋常じゃないないです。

2・3年で転職をしている第二新卒薬剤師に対して、このような疑念を抱くのは当然のことですし、ミスマッチはお互い避けたいものです。

  • また、転職を繰り返すのではないか?
  • 新しい薬局に、なじめるだろうか?
  • 既存の職員と、うまくやっていけるだろうか?

 

そのため、採用担当者は薬局&既存の職員とあなたとの相性を重視するのです。

  • 薬局の雰囲気に合っているか?
  • 不協和音を奏でる人材ではないか?

 

第二新卒薬剤師の採用においては、経験よりも人物を重視する傾向が強いのです。

第二新卒薬剤師の転職事情

では、まとめましょう!

第二新卒薬剤師が転職を決意する理由は人間関係(先輩・同僚薬剤師との関係の悪化)が最多で、自分のイメージしていた薬局との相違、精神的・身体的な疲れが多いです。

働いて2・3年であるために、転職に不安を抱える方も多いですが、第二新卒薬剤師は結構な売り手市場です。

なぜなら、第二新卒薬剤師は、(前薬局の)企業文化に染まりきってないため柔軟性があり、将来性に期待できるからです。

しかしながら、採用側も「すぐに辞めてしまうのでは…」という不安もあります。

短期間での転職を繰り返すことは、今後のキャリアに影響を及ぼしてしまう可能性があります。できれば避けたいです。

そのため、複数の薬剤師紹介会社に登録して、(転職先の)薬局の雰囲気や業務内容などの確認が欠かせないのです。

あなたのキャリアアップにつながる転職が叶うことを祈っています。

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