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今度こそ!というあなたへ 3分で分かる40代薬剤師の転職戦略

40代薬剤師の転職戦略 転職が不安なあなたへ
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一般的な転職市場では35歳限界説がありますが、薬剤師の転職にもこの35歳限界説は当てはまるのでしょうか?

答えは「No!」です。

しかしながら、薬剤師の転職には年齢制限こそありませんが、年齢が上がるにつれて転職が難しくなるという事実があります。

さらに、コロナ禍(ころなか)においては、40代以上の転職難易度が高くなっており、コロナ前ほど高年収は見込めません。

実際、40代薬剤師の私も、年齢と年収がネックになり、応募を断られたケースもございます。

はると
はると

シクシク

 

本記事は、40代薬剤師の転職戦略を徹底深掘りしていきたいと思います。

では、さっそく始めましょう。

40代以上の薬剤師は大手薬局の転職に不向き

40歳以上の薬剤師が大手薬局に転職する場合、年収と役職ダウンを受け入れる必要があります。

大手薬局は20代の若手薬剤師を採用し、教育し、自社に従順な薬剤師を育てあげたい傾向が強いからです。

そのため、大手薬局は新卒~若手(20代後半)を積極的に採用する傾向が強く、40代以上の採用には消極的です。

例えば、このような3人の転職薬剤師がいたなら、未来に投資でき、コストの低い20代薬剤師が採用されるに違いありません。

  • 20代薬剤師:年収400万円
  • 30代薬剤師:年収500万円
  • 40代薬剤師:年収550万円

 

一方、中小薬局においては、40歳以上でも有利な転職ができる可能性があります。

というのも、中小薬局は大手薬局とは比較にならないくらい薬剤師の確保に苦労があるからです。

  • 教育する手間がかけられない。
  • 即戦力がほしい。
  • すぐに、管理薬剤師ができる人材がほしい。

 

ですので、40代でも今すぐ管理薬剤師をしてくれるなら、年収600万円を提示する薬局も少なくありません。

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40代薬剤師のアピールポイント

外国人のエージェント

40歳以上の薬剤師はが転職で勝つためには、若手と同じステージで戦ってはいけません。

転職で勝ちたいなら、40代なりの経験したたかさで戦う必要があります。

40代薬剤師ならではの転職のポイントを3つあげます。

経験は十分ですか?

40代以上の転職薬剤師の武器は、豊富な経験と知識です。

あなたが40代の薬剤師なら、管理薬剤師の経験は必須と心得てください。

というのも、40代薬剤師には一般薬剤師としてではなく、経験豊富な管理薬剤師(もしくはそれ以上)を求められているからです。

管理薬剤師には薬の知識はもちろんのこと、以下の知識や能力(スキル)も求められています。

  • 薬事関係の法律知識
  • 在庫管理・売上管理のスキル
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決能力
  • 後輩薬剤師を教育できる

 

あなたは管理薬剤師として十分な経験がありますか?

やわらか脳を持っていますか?

今までのやり方や成功体験にこだわり、新しいシステムや考えを拒絶することは、自らの転職枠を狭くします。

40代にもなると、薬剤師としては中堅クラスです。若手薬剤師はあなたにさぞかし気を使っているとでしょう。

新しい職場に受け入れられるためには、新しい発想やシステムにも興味を持ち、若手薬剤師に気を使わせない気遣いが必要です。

  • キーボード入力が苦手なので電子薬歴はイヤ
  • 最新の調剤機器より、自ら調剤の方が気がラク
  • 経験があるから、やりたいようにやります

 

(新しいことには)苦手意識はあるけれど、覚えるよう努めたい。

好奇心と向上心を持って転職活動に挑めていますか?

謙虚は姿勢で臨めますか?

薬剤師歴が上だというだけの理由でマウントを取ることは、あなたを無価値にします。

40代は「薬剤師としてのおごり」が見え隠れする年齢です。

年齢が高く、キャリアの長いというだけで、若手薬剤師に横柄な態度を取っていませんか?

はると
はると

「能ある鷹は爪を隠す」とっていうからね。

 

薬剤師としての知識や実力が十分だったとしても、若手薬剤師から謙虚に学べる姿勢を持ちたいです

薬局に新しい薬剤師が入ってくると、お互い(あなたも周りも)緊張で包まれると思います。

どんなに経験が十分でも、「この人(あなた)とはうまくやっていけそうにない」と判断された場合、その薬局に馴染むことは難しいです。

円滑な人間関係は、心地よい距離感とコミュニケーションから始まります。

あなたは謙虚な姿勢で転職活動に望めていますか?

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40代薬剤師は「派遣薬剤師」も視野にいれよう

閃き

40代ならではの経験とバイタリティを生かせるのが「派遣薬剤師」です。

派遣薬剤師を求めている薬局は、とにかく人の確保に困っています。

求める人材は、管理薬剤師の経験は不問。ですが、即戦力・即戦力・即戦力です。

監査や服薬指導などをメインで、てきぱき仕事をこなせる薬剤師を求めています。

派遣薬剤師は時給換算で2000円台後半からが相場です。

ノートパソコンとスマホを操作する女性薬剤師

m3の派遣薬剤師の時給

出典:m3キャリア

 

新型コロナウイルスが蔓延してからは、派遣薬剤師の値崩れや雇止めが続いています。

しかし、あなたが監査や服薬指導などがてきぱき薬剤師なら、需要は十分です。

正社員薬剤師にこだわらず、一度派遣薬剤師という道を選ぶのもひとつの手段です。

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40代薬剤師の転職戦略

では、40代薬剤師の転職のアピールポイントをまとめましょう。

  1. 経験をアピール
  2. 柔軟な対応ができることをアピール
  3. 謙虚さをアピール

 

40代以上の転職薬剤師の武器は、豊富な経験の上に培われた知識です。

それに、柔軟さ・謙虚さが備われば、もう言うことはありませんね。

また、正社員薬剤師にこだわらず、派遣薬剤師という道を選ぶのもひとつの手段です。

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