薬剤師が転職活動を始めるタイミングは、次の2つのパターンがありますよ。
- 薬局勤務を続けながら転職活動する。
- 薬局退職後に転職活動をする。
どっちがいいのか。正直迷いますよね?
ちなみに、私は薬局勤務を続けながら転職活動をするタイプで、多くの薬剤師はそのタイミングで転職活動を始めています。
とはいえ、「薬局勤務を続けながら転職活動をする」ことは、あなたの最適解とは限りません。
なぜなら、それぞれにメリットとデメリットがあるからです。
さあ、あなたの転職活動のタイミング(退職前?退職後?)について、深掘りしていきましょう。
薬局勤務を続けながら転職活動するメリット
薬局勤務を続けながら転職活動するメリットは、自分にマッチした案件を待ち続けることができることです。
あなたは退路を断っていません。
だから、ファルマスタッフ
などの薬剤師紹介会社に登録しておいて、好条件の求人が出るまで待てるのです。

薬局勤務を続けている間も(求人条件の)相場観を研究できるから、好条件の転職案件を掴む可能性が高くなるよね。
薬局勤務を続けながら転職活動するデメリット
薬局勤務を続けながら転職活動するデメリットは、転職活動が長期化すると仕事に支障をきたすことです。
求人を出す薬局は「今すぐにでも(薬剤師に)来てほしい」と考えていることが多いですが、書類選考・面接・条件提示・採用の可否のステップが必要です。
ですので、1件応募すると2週間程度の期間を必要とします。
薬局勤務&転職活動の併用を、3カ月程度なら何とかこなすことができたとしても、それ以上の期間になると、さすがに仕事に支障をきたします。
また、転職活動期間が延びると、転職活動がバレるリスクも上昇します。

複数の求人を比較して、転職を決めたいよね?
転職活動が長期化すると、本業・転職活動のダブルワークとなるので、必然とスケジュールがタイトになっちゃうよ。
特に、今はwithコロナなので、何もかもがたいへんだね。
関連記事 厳重注意!コロナ禍で転職先を決めずに退職すると茨の道が待っています
退職後に転職活動をするメリット
退職後に転職活動をするメリットは、ニュートラルな気持ちで転職活動ができることです。
退職した後なので、ゆっくりとじっくりと転職活動に望めます。
多くの薬剤師が薬局の人間関係に悩み、転職を決意します。

- 管理薬剤師(上司、経営者)のパワハラがツラいの。
- 薬局の雰囲気が重い・暗いの。
- 同僚・部下との価値観の違いすぎるの。
- お局事務のチクチク攻撃が嫌なの。
メンタルが弱ったあなたに必要なことは、しばしの休息です。
アプロ・ドットコムはゆっくりですが、あなたにマッチした求人案件をじっくりさがしてくれます。
単発求人や派遣求人もたくさん取り扱っていますので、とりあえず派遣(パート)から!っていうあなたには、アプロ・ドットコムがマッチしているかもしれませんね。
退職後に転職活動をするデメリット
退職後に転職活動をするデメリットは、キャリアの空白期間が長くなる可能性があることです。
長期の空白期間を出さないためには、退職後、短期間の転職活動で内定を取る必要があります。この短い転職期間中に良い求人を見つけられるかどうかは運まかせなのです。
いつの時代も「高給与」「土日休」などの条件の薬剤師求人は人気が高いです。
きっとあなたも、そういう条件の薬局に転職したいのではないでしょうか?
出典:ファルマスタッフ
(薬剤師紹介会社)
しかしながら、このような好求人案件は出ることが稀で、あなたが退職したタイミングで出るとは限りません。
また、出たとしてもライバルも多く、秒殺で決まっちゃうのです。
関連記事 めざすは好印象!薬剤師紹介会社登録から転職エージェント面談までの流れ
薬剤師が転職活動をするタイミングは退職前か、それとも退職後か?
では、まとめましょうね。
退職前に転職活動するメリット・デメリット
- メリット
案件を待ち続けることができる。 - デメリット
転職活動が長期化すると仕事に支障をきたす。
退職後に転職活動するメリット・デメリット
- メリット
ニュートラルな気持ちで転職活動ができる。 - デメリット
キャリアの空白期間が長くなる可能性がある。
それぞれのメリット・デメリットをあなたの転職活動に活かしてください。
薬剤師ライフがよりよくなることを願っています。